です。
なぜ、この本を読もうと思ったのかというと、
管理職である上司の仕事について理解してみようと思ったからです。
そうすることで、
上司への疑問や不信感をなくすことができるんじゃないかと考えたんです。
第5章 部下育成
上司の仕事と言っても沢山の業務があります。
・メールチェックなどの日々の業務 ・部下の育成
・業務の役割分 ・チームの指針の決定と判断 etc…
その中でも、私は上司への疑問や不信感の根本は
上司が部下(私)をどのように育成をしたいのかがわからないためではないかと考えました。
そのため、
出来る上司がどのように部下を育成するのかを理解しようとしました。
部下育成については、第5章に書かれています。
※ 本の前半部分(第1章~第4章)については、
管理職として働く上で知っておいたほうが良い時間の使い方やスキルなどが
いくつかのルールとして紹介されていました。
実践できるかどうかは別として、
これから社会人として働いていくなら知っておいて損する内容ではなかったので、
興味のある方は読んで頂きたいです。
部下の育成(第5章)の内容を要約すると、
- 部下の成功や失敗の体験を結果で済ますのではなく、その経験を行動に紐づけさせる
- 背景の思考過程を理解させ、問題意識をもって自ら考えて学ぶ能動学習をさせる
ということです。
ちょっと難しいので、言い換えると、
成功(失敗)した理由をしっかり考えさせ続ければ、
何事も自分自身で問題を見つけて解決していけるようになるということです。
つまり、
部下にしっかり物事を考えさせることが上司の仕事であると
私は理解しました。
第6章 チーム構築
続いて、
私は『管理職はチームを管理する役職』と考えていたので、
チームの作り方について理解しようとしました。
この内容は第6章に記載されており、
内容の要約は以下のようになります。
- 自身の行動の基準を伝わるコミュニケーションで行う
- 部下が自らやりたいと思って行動するような内発的動機づけを行う
- チーム全員が発言しやすい環境作る
- 誰もがリーダーシップを取れる組織つくる
つまり、管理職として働く上司は、
チーム全員が自発的に行動でき、支え合うことの出来る組織を目指している
と、私は理解しました。
結論 上司の仕事を理解しなくていい?!
私はこの本を読んだ結果、出来る上司(管理職)の仕事の仕方を学ぶと同時に、
社会人2年目の私が上司の仕事を理解しなくていいと感じました。
なぜなら、
上司の仕事は私の仕事とは全く別の種類の仕事であるということに加え、
部下をやる気にさせ、働きやすい環境を作るのが仕事
つまり、
上司に疑問や不信感があること自体が問題なんじゃないかと考えたからです。
だからといって、その問題が解決した訳ではなかったのですが、
私はここで考えを変えることで、この問題を解消しました。
それは
『自分ができることに集中して成長しよう』という考え方です。
社会人2年目が出来ることを考えた場合、
- 与えられた仕事をしっかりこなすこと
- 成果を出すこと
- 自己研鑽を行い、成長していくこと
今もあまり変わりませんが、
この3つに集中することで上司への疑問や不信感が気にならなくなりました。
また、
自身が上の立場になっていくとともに影響力も出てきたため、
チームとしての組織づくりを自身で行うようになり、
上司への疑問や不信感はさらになくなりました。
最後に
結局のところ、
根本的な上司への疑問や不信感は解消できたかはわかりませんが、
自身の影響力の中で一生懸命考え、行動することが一番の対策でした。
もし、
今上司に疑問や不信感がある方は自分の出来る範囲で頑張ってみてほしいです。
ただ頑張ったけど、どうにもならないようでしたら、そこから逃げてくださいね。
その時は、頑張った過去の自分がまもってくれるはずです。
また、
今回私が読んだ
『管理職1年目の教科書 外資系マネージャーが絶対にやらない36のルール』は、
社会人2年目、かつ、読書を全くしたことのなかった私でも読めた本でした。
社会人として知っておきたいスキルがいくつも書いてある上に、
私が読書する大切さを知り、読書するようになった本なので、
ぜひ、読んで頂きたいです。
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。
ではでは。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません